写真が“咲く”という感覚。作ってみて初めて分かったこと。

新作

― 花型フォトフレームが生まれるまでの小さな物語 ―

「パパ、はい!」

そう言って、娘がくれたのは、
大きな笑顔のお花が描かれた、色鉛筆の絵。

クレヨンの線はちょっとガタガタで、色ムラもあったけど、
その“お花”は、どんな作品よりもまぶしくて、きれいに見えました。


でも——

その絵、どうやって飾ろう?

壁に貼る?額に入れる?
なんだかどれも“しっくりこない”。

どこかに立てかけておくのも違うし、
せっかくの「娘の気持ち」が、埋もれてしまうような気がして。

そのときふと思ったんです。
「絵の中のお花みたいに、咲かせてあげたい」って。


そこから木を手に取り、削って、丸くして、
気がついたら、お花の形をしたフォトフレームを作っていました。

最初は本当に、ただ娘の絵を飾りたかっただけ。

でも出来上がったときに思ったんです。

——これ、他の人の“たいせつ”も咲かせられるかもしれないな。


写真でも、似顔絵でも、ペットの表情でも、
誰かの「特別な1枚」が花の中で笑っていたら、
それはきっと、毎日が少し明るくなる。


お部屋の片隅で、
玄関の棚の上で、
リモートワークの机の横で。

ふとした瞬間に目に入って、
「あ、いい日だったな」って思えるような——

そんな役割をこの子に託したいと思いました。


今ではたくさんの方が、
「うちの子の写真を入れたい」
「亡くなった猫ちゃんのメモリアルに」
と、この花型フォトフレームを選んでくださっています。

だけどそのルーツは、
娘が私にくれた、たった一枚の絵なんです。

▶ 花型フォトフレームを見る

☘️ さいごに

このブログでは、作品の裏側や
「なんでこうなったのか」というちょっとしたきっかけを、
これからも少しずつ綴っていこうと思います。

読んでくださって、ありがとうございます。

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